Interview先輩社員紹介

: 技術系総合職

アルミ事業体第2生産技術部
鋳造加工技術室
2019年入社
金沢工業大学大学院機械工学専攻修了

不具合の出ない切削を
実現する、
アルミホイールの
生産準備。

私の入社理由

クルマに興味を持ち機械工学を専攻したものの、最初の就職は別の業界へ。結婚して愛知県へ来る際、やりたかった自動車業界の生産技術職への挑戦を決意。性能と外観、両方を左右するホイールに惹かれたのも決め手です。

私の仕事

試作を重ね現場へと引き継ぐ。

新車種向けホイールの生産準備が私の仕事です。デザイン性の高いアルミホイールの形状を仕上げる切削工程を担当し、設計図通りスピーディに量産できるためのNC旋盤のプログラム作成や、加工時に材料を保持する治具の設計などを行います。そして試作をしては品質を評価し、旋盤と材料の間で起きる振動による傷などの不具合を一つずつ解消して、現場に引き継ぎます。できる限り試作の間に不具合をなくさなければならず、それには要領書に従うだけでなく経験値も必要です。目の前の問題を解決したり、新しい知識を学んだりして、蓄積しています。

仕事の魅力

直接モノに触れ、世に送り出せる。

自動車の外観と性能、両方を左右するホイールに携われることに魅力を感じて入社しました。生産技術は、ずっと挑戦したかった仕事です。実際にモノに触れて、試作のたび品質がよくなるのを確かめられる面白さを味わっています。バリ取り用ロボットが動く際、製品に当たらないよう対策し、現場の人に感謝されたことも、うれしい経験でした。携わった製品のいくつかは、すでに街中を走っていて、見かけるたびに緊張と喜びが両方わき上がります。ユーザーに新車を手に入れた感動を味わってもらえるようにと思いながら、仕事に臨んでいます。

メッセージ

扱う製品も、加工に使う治具も、鉄で重量がありますが、同じ部署や製造現場の人たちに助けられながら挑戦できる環境です。会社がある愛知県は、関東、関西、北陸と、どこにでもアクセスが便利なところも気に入っています。

1日のスケジュール

08：00
出社。
朝礼の後、メールを確認。
08：30
工場で試作準備。
材料や測定器を揃え、機械を
セッティング。
09：30
試作開始。
機械の横で1個あたりの
加工時間の測定も。
11：30
昼食。現場を離れてひと休み。
13：00
試作現場の片付け後、
バランス測定などの品質評価業務。
15：00
別の製品の
加工プログラム作成に着手。
17：00
順調に今日の仕事を終えて退社。

: 事務系総合職

アルミ事業体アルミ製造部工務室
2020年入社
愛知大学現代中国学部卒業

毎月約10万本もの
ホイールが、
確実に
生産されるよう計画する。

私の入社理由

中国に留学して「自動車こそ日本が世界に誇れる製品！」と実感し、海外に拠点がある自動車関連企業を探しました。ホイールは外から見える製品で、しかも絶対になくてはならないもの。そこに惹かれて、CMWを志望しました。

私の仕事

生産ラインをスムーズに流す。

工務室は、生産管理や現場の改善、資材の発注を行う部署です。私は月10万本のアルミホイールを生産する最新鋭ライン「ACE」の生産管理を、上司の下で担当しています。どの車種用のホイールを、鋳造・切削・塗装の、どの工程にいつ送るか。お客様の希望納期に応じて月間と日々の計画を立案し、現場に依頼や指示をします。計画の肝となるのが塗装工程。塗装仕様の違いによって生産ラインが途中で分岐した後、合流するため、渋滞せずスムーズに流れるような製品の比率調整が必要です。上司や現場スタッフに相談しながら試行錯誤しています。

仕事の魅力

モノづくりに関われる事務職。

私は大学時代、留学先の中国で数多くの日本車が走る様子を目にして、世界に誇れるモノづくりに関わりたいと思うようになり、CMWに入社しました。現在の仕事は事務職ですが、現場に近い場所でモノづくりに関われる楽しさがあります。専門用語や生産ラインの詳細な構造など、まだ勉強中のことばかりで、工場に足を運び自分の目で見て、理解を深めています。現場スタッフからの、「計画としては理想的だが、実施するのは難しい」といった指摘もしっかり受け止めながら、若手のうちから自分の考えを採用される、大きな手応えを味わっています。