技術部 アルミ商品設計室
2018年入社
愛知工業大学 工学部 機械創造工学科 卒業
技術部 アルミ商品設計室
2018年入社
愛知工業大学 工学部 機械創造工学科 卒業
子供の頃、マンガでクルマに興味を持ち、大学では自動車部、就職も自動車関連メーカーを志望。学内企業展でCMWのブースに置かれていたデザイン性の高いホイールを見て「他社にはない設計の仕事ができる!」と決めました。
私の仕事
アルミホイールは鋳造で成形した後、切削・塗装で仕上げます。その鋳造金型の設計を担当しています。金型は複数の部品から成り、冷却機能も搭載されます。鋳造品に「巣」と呼ばれる欠陥を発生させないよう冷却するには、ホイールのデザインによって、金型の構造を変えなければなりません。溶解したアルミの型内部での流れ方や、冷却時の温度変化をコンピュータ上で解析し、ベストな金型構造を探ります。他に鋳造品のバリや傷の防止、現場が扱いやすいための金型部品点数の低減など、いくつもの条件を考慮します。
仕事の魅力
鋳造でいかに製品に近い形状にできるかで、切削にかかる時間や除去される材料の量が変わり、会社の利益に影響します。また軽量化のためホイールに薄い部分をつくると、そこから固まりやすく、冷却のコントロールが難しくなります。それらを金型構造で解決するのは困難の連続ですが、若手でも1車種を担当し最前線で活躍できることは魅力です。鋳造品自体の構造にまで踏み込んだ提案をして、採用されたこともあります。金型から鋳造品が出てくるのを待つ間、不安より楽しみな気持ちが大きいのは、トライ&エラーを繰り返せる環境のおかげです。
入社時は「仕事を任せられるようになる為には、時間がかかるだろうな」と想像していました。しかし、これほどトライ&エラーを繰り返し、若手でも第一線で活躍できる仕事だとは思いませんでした。かなり難しい課題も解決しなければなりませんが、苦しさの分、面白さもありますよ。
Copyright(C) 2018 CENTRAL MOTOR WHEEL CO.,LTD.All right reserved.