中央精機株式会社と学校法人東海大学は、中央精機 本社事業所内のアルミホイール生産ラインにおいて、高温排気ガスを排出する熱処理炉に、その高温排気ガスから冷気を生成する『熱音響冷却システム』を設置し、実証実験を開始いたしました。
今回、弊社が開発いたしました『熱音響冷却システム』とは熱音響現象(細管流路内の流体振動(音波)を介して、熱と仕事の相互変換が生じる現象)を利用した、排熱利用機関です。
熱音響冷却システムは内部に一切の可動部品を用いる事無く、高温の排熱から直接冷気を生成する事を可能にいたします。
今後は実証実験により明らかになった課題を解決しつつ、事業化に向けての開発を継続してまいります。