資料改訂:24年6月
LPGタンクは、国の法律に基づき、容器再検査を受ける必要があります。また、同様に容器に取り付いていますバルブ等の附属品についても、再検査を受ける必要がありますが通常容器再検査時に新品に交換します。
(1)容器再検査期間について
LPGタンクは、高圧ガス保安法により、6年に一回の容器再検査を受けることになっており、これに合格した容器のみ、使用することが認められております。(高圧ガス保安法 第49条 容器保安規則 第24条) 「自動車に装置された状態で液化石油ガスを充てんする液化石油ガス自動車燃料装置用容器については、経過年数の20年未満のものは6年、経過年数20年以上のものは2年。」と決められております。また、車検の有効期間が1年の自動車に装置された容器が、「最初に受ける容器再検査については」容器検査合格月の前月の末日から起算して、6年を経過して最初に受ける車検の時期までを容器再検査期間とすることが出来ます。
(2)容器の再検査について
LPGタンクは、全国にあります「容器検査所」で、再検査を受けることが出来ます。 ここに、LPGタンクを持ち込むことで、容器再検査及び附属品交換が可能となります。 なお、検査項目については、法で定められた内容を実施します。
再検査用キットの部品構成を変更しました。
WME・WSB PDF参照(210KB)
■WHV(JPN TAXI)のポンプASSYハーネス組付要領
ポンプASSYのハーネスを組み付ける際は各部品のコネクタを間違えないように接続して下さい。
<組付手順>
注意事項
誤って、温度センサー配線コネクタを圧力センサーに取り付けないで下さい。
無理に押し込むと、圧力センサーコネクタ内のピンが曲がってしまいます。
ピンが曲がった状態ですと正しく接続しても、車両でエンジン始動不良(配線の断線)となることがあります。
■WHV(JPN TAXI)液面計の気密検査について
注意事項
液面計の気密検査を実施する場合はフランジ部からチャンバーを取り外して気密検査を行って下さい。
チャンバー(精密部品)が水に濡れると故障の原因となります。
注意事項
再検査時は、ポンプASSYに付いているメインバルブ、リターンバルブも新品交換して下さい。
附属品再検査の対象部品になります。
ハーフメンテナンスキットには、メインバルブ、リターンバルブが入っていませんので
ハーフメンテナンスキットを購入される際は、ポンプASSYを合わせてご購入下さい。
注意事項(追加分)
・部品取り外し手順 No.19
ハーネスをポンプユニットのターミナル部から外さないこと。
(ターミナル部のOリング損傷が懸念されるためハーネスは取り外さないで下さい)
・部品取り付け手順 容器本体 気密試験
ハーネス結線部の試験方法を明記
注意事項(追加分)
・タンク底部に付けてある磁石4ヶは取り外さないこと
・シール部の塗装が剥がれた場合は、表面の塗装を取り除き、再塗装を行うこと
・ポンプのハーネスを持ってポンプを持ち上げないこと (ハーネス破損防止)
EFI-LP用タンク
・WME (コンフォート用) PDF参照(56KB)
・WSB (ダイナ用)
・WKM (セドリック用)
作業 | 備考 | ||
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ディーラ | LPG車入庫 | ||
LPGタンク取り外し | 解説書・修理書 参照 | ||
容器検査所 | ガス抜き | ガス抜き要領 | |
・EFI-LP用タンク (WME、WSB、WKM) | PDF参照(102KB) | ||
・その他のLPGタンク (WLM等) | PDF参照(313KB) | ||
部品取り外し |
作業要領動画 |
WME取り外し作業 動画 (18分) WKM取り外し作業 動画 (18分) |
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部品取り外し手順書、部品取り付け手順書 |
WMEPDF参照(438KB) WKMPDF参照(190KB) |
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作業要領書 |
WMEPDF参照(1.6MB) WSBPDF参照(1.2MB) WKMPDF参照(1.2MB) |
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・過充てん防止装置の組付時の注意点について | PDF参照(48KB) | ||
詮取り付け | 詮形状例 | PDF参照(204KB) | |
容器再検査 | |||
詮取り外し | |||
部品取り付け |
作業要領動画 |
WME取り付け作業 動画 (33分) WKM取り付け作業 動画 (29分) |
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・附属品一覧表 | PDF参照(21KB) | ||
・再検査用キットについて |
WME・WSBPDF参照(210KB) WKMPDF参照(54KB) WHVPDF参照(117KB) |
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・コンフォート用LPGタンクのセンダーゲージ 変更について (お知らせ) |
PDF参照(224KB) | ||
漏れチェック | 作業要領書 参照 | ||
LPガス充填 |
★LPガス充填後の取扱い注意事項★ (1)LPガスは、15%以上充填して下さい (2)リターンバルブは、タンク車両搭載後に開けるようにして下さい (3)メインバルブは、ゆっくりと開いて下さい 急に開けると、過流防止弁(EFV)が誤作動する恐れがあります |
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ディーラ | LPGタンク搭載 | 解説書・修理書 参照 |